大潟温泉「サンルーラル大潟」

「ポルター潟の湯」と同じ源泉を使用している温泉施設です。こちらは立派な本格派のホテルになっており、温泉はオマケ的な扱いです。お風呂は展望風呂となっており８階にあります。８階にはレストランと浴室があります。お風呂は内湯×１他に温泉ではないのが２つあります。

温泉の張られた浴槽は７～８人が入れる広さでＬ字型をしたものです。そこへ茶褐色透明のお湯が掛け流しになっています。加水はされているようですが循環はされていないような印象を受けました。何といっても鼻につーんとくる臭素臭が嬉しいです。得もいわれれぬ心地の良い臭いを吸いつづけているとくらくらしてきそうです。肌触りも申し分がありません。浴槽が狭い分お湯の良さを堪能することができます。黒っぽい湯花もちらほら舞っています。ホテルの８階にある展望風呂というと間違いなくハズレですが、ここは文句のつけようがないくらい素晴らしいです。それにしても、この源泉は素性がとても良いと改めて思いました。（2001/07/05/PM5:30）

久しぶりの大潟温泉です。以前から一度宿泊してみたいと思っていましたが、今回青森遠征の秘密基地として宿泊してみることにしました。（笑）「サンルーラル大潟」は大潟村で一番高い建物でかなり目立つものです。部屋は一般的なビジネスホテルと同じような造りです。部屋についているユニットバスもひょっとして温泉かと思いお湯を出してみましたが、残念ながら普通のお湯でした。ここに宿泊して好きなだけあの大好きなお湯に浸かれるかと考えると思わず笑みがこぼれてきます。

大浴場は８階にあり１０人くらいが入れる広さがあります。浴槽にはあの濃口醤油色をした源泉が勢いよく注がれています。こんな立派なホテルにこのような濃い温泉が引かれているのは奇跡的と言っていいかもしれません。お湯は相変わらず入り心地の良い肌触りの滑らかなもので、勿論ガツンと来る入浴感もあります。

ただあの素敵なお湯の臭いは残念ながらかなり弱くなっていました。役所の指導で塩素を投入しているせいかもしれません。これほど源泉が濃い強食塩泉に塩素を入れる理由が私には分かりません。責任逃れのための教科書どおりのお役所仕事ですね。それにしても浸かりすぎてヘロヘロになってしまう強力なお湯でした。浴後の汗の出かたは半端ではありません。(2005/04/28/PM9:30)

泉質	：ナトリウム塩化物-強塩泉
	：