湯の越温泉
湯の越温泉 | 「湯の越の宿」 | (宿泊) |
源泉名 | :松橋1号(五城目町川浅見内後田125-2) |
泉質 | :含硫黄-ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(含食塩・重曹-硫黄泉) | ||
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泉温 | :45.7度C | pH | 7.7 | 蒸発残留物計 | 4,200mg/kg | (250リットル/分) |
色 | :薄白濁 | 臭い | :硫黄臭+鉱物臭 | 味 | :硫黄味+塩味 |
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五城目町にある一軒宿です。この一帯では珍しい硫黄泉の温泉です。本格的な宿泊をメインとした旅館かと思っていましたが、日帰り入浴・休憩+湯治が主体のようです。全体的に木材をふんだんに使用した好感の持てる建物です。ピカピカに磨きあげられた木の廊下を裸足で歩くのも心地よく感じられます。 |
お風呂は男湯と女湯は建物が別になっており、何故か女湯は2ヶ所あります。女湯マニアではないのでチェックしませんでしたが、ちょっと気になりました。男湯は内湯×2があります。(右の写真は男湯の湯小屋)15〜6人が入れるものと5〜6人のものとが並んでいます。小さい方がぬるめになっています。どちらの浴槽も青森ヒバを贅沢に使ったものです。 | ![]() |
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お湯は薄く白濁しており黒っぽい湯花も多く舞っています。大きい方の浴槽は最初あまり熱く感じませんが、浸かっているほどにじわっと効いてきます。お湯は思ったよりは硫黄臭が強くはないですが、お湯の感触が素晴らしいです。ぬめり感がかなりあり、ぬるぬるします。お湯の成分が肌を舐めているような感触でとても気持ちが良いです。浸かるほどに心地よさが増してきます。はじめは薄いかなと思いましたが時間が経つにつれ効いてくる感じです。浴後は汗が止まりません。 |
今回は宿泊しましたが夕方から入浴客が絶え間なく訪れ混んでいます。その上何と宿泊客でも夜9時までしかお風呂にはいれないのです。夜はお湯を抜いてしまうためとのことですが、これは宿泊客としてはちょっと納得がいきません。人気のない深夜に思い切りトドになってお湯に心置きなく浸かるのが宿泊の最大の楽しみなのですから。朝は6時から入れるということですが合点が行きませんでした。とはいえいい湯には違いなく、仕方がないので早起きして朝6時から一人きりで思い切り浸かってみました。 | ![]() |
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左の写真は脱衣所に掛けてあったものです。宿のお湯に対する姿勢がよくわかります。(2001/07/05/PM9:00) |