浅虫温泉


浅虫温泉 「旅館あんず」 (廃業)
源泉名 :浅虫温泉配湯泉
泉質 :ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
泉温 :73.0度C pH 8.86. 成分総計 1,316mg/kg  
:無色透明 臭い :芒硝臭 :薬味      
 
浅虫温泉にある小規模の旅館です。かなり鄙びてきていますが外観は歴史を感じさせるなかなか素敵なもので、ところどころかなり凝ったデザインになっています。館内も凝った造りで、100年前のものとは思えないくらい素晴らしいです。私が訪れたときはおばあさんが一人で頑張っていました。残念ながら現在は廃業になったとのことです。
お風呂は内湯×1があります。2〜3人が入れる浴槽に無色透明のお湯が溢れています。浴室はリニューアル済みで小さいながらもとても綺麗です。お湯は芒硝臭の強く香るなかなか素晴らしいもので、これほどはっきりと芒硝臭が感知できるお湯は珍しいと思います。
肌触りはやわらかでさらりとしたした感じですが、入浴感は十分にあり入り心地はとても良いです。浴室中にこもっている芒硝臭が何ともいい感じです。この素敵な旅館が現在では営業していないというのはなんとも寂しいことです。(2007/11/03/AM11:00)

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