百沢温泉

百沢温泉の代表的な湯ということで行ってみました。意外にもさほど鄙びていませんが、好感の持てる温泉施設でした。分析表に源泉名は記載されてませんでしたが、独自源泉だと思われます。

浴室は広く内湯×３。１つは深めで大きな四角い浴槽で１０人程度は入れる広さが有ります。もう一つはその隣にあり浅い５人程度が入れるものがあります。更にもう１つは離れたところに２人が入れる浅い浴槽が有ります。大浴槽には湯が惜しげもなく注がれており、もちろんかけ流しになっています。とにかく湯量が多いので浴室中が湯で溢れています。

湯の感じは良い意味でたいへん田舎臭い湯で中々関東ではお目にかかれない泉質です。鳴子に近いものがあります。一番離れたところにある寝湯に近い湯が一番気に入りました。（左の写真）肌に細かい気泡がたくさん付き、ぬめり感が出てきます。小さな赤い湯の花も有ります。大浴槽とここは源泉が違うような印象を受けましたが、気のせいかもしれません。ただしこの浴槽が一番濃いのは間違いないと思われます。

奥のほうにシャワールーム（右の写真）があるのですが、薄暗くナチのガス室のようで、ちょっと恐かったです。

湯量が豊富とは言え、建物の外の側溝に大量に湯が捨てられていました。もったいないなあ。他の百沢温泉の湯も同じような感じなのでしょうか、気になってきました。（ 1998/08/24/PM5:30）

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