小曲温泉「秋田谷旅館」

前回の青森遠征では玉砕してしまった鄙びた温泉旅館です。今回は万難を排して宿泊してリベンジです。素泊まり１泊３０００円です。かなり鄙びた外観の旅館で、ほんとに営業しているのか？と言ったフンイキです。館内は薄暗くてちょっと不気味な感じがするもののちゃんと営業しています。外観に比べ部屋はとてもきちんとしており、共同ですがトイレも清潔でとても綺麗です。ふとんもフカフカで気持ちがいいです。

お風呂は１階に一つだけあります。４～５人が入れる浴槽に源泉が出しっぱなしになって、掛け流されています。もったいないぐらいの掛け流しです。お湯は笹濁りのもので一目で良質の食塩泉だとわかるものです。湯温は予想に反してあまり熱くなくどちらかというと温めです。じっと浸かっていると小さな気泡が少しずつくっついてきます。最初はたいしたことがないかなと思っていたのですが、浸かり続けるほどに効いてきます。いきなりガツンとくるお湯ではないですが、ジワジワと効いてくる感じで、段々へろへろになってきます。ぬめり感もありかなりぬるりとする感じがし肌触りも十分に良いです。

ヘロヘロになって浴槽の外に出て溢れ出るお湯を背中に感じながらトドになります。くーっ！たまりません！毎度のことながら、満足感がこみ上げてきます。今晩の宿泊客は私一人なのでいつでも好きなときに好きなだけお湯に浸かりトドになれます。極楽、ごくらく、ご・く・ら・く、です。ここの温泉は一般的にはあまり知られていませんが。素晴らしいとしか言いようがありません。これで素泊まり３０００円とはただみたいなものです。欲後はお肌がぴかぴか光りつるつるになります。金気臭も結構あり金気臭ファンには強力にお勧めです。鄙びてはいますが、お肌にとっても良さそうなので女性には受けるかもしれません。（2004/04/29/PM8:30）