国吉温泉
国吉温泉 | 「国吉温泉」 | 大人:円 | AM-PM |
源泉名 | :国吉温泉(弘前市黒土字山下41-1) |
泉質 | :ナトリウム-塩化物温泉 |
泉温 | :61.0度C | pH | 7.8 | 成分総計 | 12,470mg/kg | 377L/分 |
色 | :ほぼ無色透明 | 臭い | :薄アブラ臭 | 味 | :塩味 |
近くまで行きながらどうもあの派手な看板のせいでなかなか行く気のしなかった「国吉温泉」をようやく訪れてみました。想像していたよりは鄙びた温泉旅館でした。 |
お風呂はとても立派なものです。天井が高く開放感がある上、大きな浴室の中心に広い浴槽があり2匹の大きな狛犬の口から勢いよくお湯が吹き出ています。この光景を眺めるだけでも行く価値はあるかもしれません。 |
お風呂は2つに仕切りがあるものの実質一つといってよく20人は入れる広さがあります。大量にお湯が注がれ見事に掛け流しになっています。広い浴室内にはほんわりとアブラ臭が香り嬉しくなります。ただお湯からはあまりアブラ臭は感知できません。 |
やや加水され薄くなっているように感じられるお湯ですが、何せ湯量が豊富なためとても新鮮なお湯を味わうことができます。肌触りは普通ですが何とも言えないいい感じの感触が残ります。私はここはかなり気に入りました。もっと早くに来ていればよかったと思います。(2002/08/15/PM3:00) |
数年前に火事で消失してしまった「国吉温泉」の現状を確認しに行ってみました。かつて温泉銭湯だった建物は残念ながらありませんでした。復活しそうな気配もありませんでした。国吉温泉の門構えのようなものは残っており、そこにダースベイダーに操られるように元湯口を担当していた狛犬たちが並んでいました。 |
温泉銭湯時代に豪快にお湯を吐き出していた狛犬たちとこのような状態で出会えるとは思いませんでした。ちょっぴり寂しそうにも見えます。もうこの狛犬たちが豪快にお湯を吐き出すことはないのでしょうか?(2007/11/04/PM3:00) |