田町駅から海側に10分ちょっと歩いた浦島橋のたもとにひっそりとある居酒屋さん。ここで美味しい中華そばが食べられると聞き訪れてみた。それにしても橋のたもとにある鄙びた風情にびっくり。中はカウンターとテーブル席がある。中華そば600円＋大盛り100円を注文。

7～8分で中華そば登場。標準サイズの丼に濃い目の色のスープがなみなみと張ってある。ラーメンはやはりこうでなくちゃね。ナルト、メンマ、チャーシュー、ホウレンソウがトッピング。

東京ラーメンの教科書にでも載っているようなルックスだ。麺は中細のやや縮れ麺で気持ち固めにゆでてある。スープは鶏がらベースに魚介系の出汁がでたものでかなりの風味がある。スープを飲んだ後に独特の甘みが舌に残る。野菜かな？それと生姜の風味もかすかに感じられるものだ。私には少しだけ塩気が強く感じたが脂分も少なくとてもすっきりした飲み口のスープだ。

麺とスープの相性もよくするすると忽ち完食してしまった。屋台系のラーメンのような感じもするのだが実際はどうなのだろうか。特別どうのこのという一杯ではないがオーソドックスな中華そばで満足度は高い。
（熊谷温泉：2014年6月）