不動湯温泉
不動湯温泉 | 「不動湯温泉」 | 大人:500円 | AM10:00-PM3:00 |
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以前から訪れてみたいと思っていましたがなかなか訪れる機会がなかった「不動湯温泉」をようやく訪れることができました。 | ![]() |
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話には聞いていましたが狭いダートを数キロも走るのは何度経験しても気持ちのいいものではありません。目指す「不動湯温泉」は思ったよりもずっと山深いところにありました。ここは3つの源泉があり、それぞれ離れたところに源泉毎に湯小屋があります。宿が一番上にあり階段を降りていく間に湯小屋が点在しています。 |
源泉名 | :不動湯常盤の湯 |
泉質 | :単純炭酸鉄泉 |
色 | :笹濁り | 臭い | :薄金気臭 | 味 | :薄鉄味 |
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不動温泉の3つの浴室のうちで一番手前にある浴室です。ここは単純炭酸鉄泉のお湯が張られています。ちょっとだけ階段を降りたところに浴室はあります。4〜5人が入れる浴槽に笹濁りのお湯が溢れています。何ともクラシックな感じのする浴室のフンイキで嬉しくなります。東北の宿はこうでなくちゃね。 |
浴室のあちこちがお湯の成分で赤茶けています。お湯はややぬるめのものでガツンと来るものではないですが、とても柔らかな肌触りのもので浸かった瞬間に何故かほっとします。やさしい肌触りの中にもお湯の成分が主張している部分もありこれは気持ちがいいです。ちょっとだけですが気泡もくっつきます。微小の赤っぽい湯花がたくさん舞っています。 | ![]() |
源泉名 | :羽衣の湯 |
泉質 | :単純温泉 |
色 | :無色透明 | 臭い | :微硫黄臭 | 味 | :ほぼ無味 |
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木製の階段を降りきったところにある立派な浴室です。ここは男女別にあります。男湯は年季の入った木製の浴槽に無色透明のお湯が溢れています。「あつ湯」と「ぬる湯」になっておりそれぞれが5〜6人、2〜3人が入れる広さです。お湯はさらりとした中に少しだけとろみ感のあるプリミティブな感じのするものです。これはという特徴はないのですがとても浸かり心地が良く、ここも浸かっていてほっとする感じがします。白い湯花がかなり多く舞っています。この泉質と木の浴槽が非常にマッチしておりいいフンイキを醸し出しています。洗い場の木だけが真新しく、ここだけが浮いた感じがします。 |
:露天風呂 |
泉質 | :硫黄泉 |
泉温 | :58度C |
色 | :無色透明/微白濁 | 臭い | :薄硫黄臭 | 味 | :薄甘味 |
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不動湯の中で一番下にあるお風呂で渓流の直ぐ脇にあります。4〜5人が入れる天然の岩をくり貫いて作ったような感じの浴槽です。しかしよくこんな場所に露天風呂を作ったものです。源泉はパイプからちょろちょろ出ています。 | ![]() |
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お湯はほぼ無色透明のもので浴槽の底には白くて気持ち悪いくらい大きな湯花が沈殿しています。人が入るとそれが舞い上がりお湯の色が白濁気味になります。ここも何とも言えない原始的な感じのするお湯で、地の恵みである温泉の力強さを感じ取ることができます。あんまり成分がどうのこうのということではなく、浸かることで喜びを得られる温泉だと思います。このお湯はかなり暖まり感が強く、浴後は汗が止まりません。 | ![]() |
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3つのお風呂を廻りましたが久しぶりにこのような体験をしたような気がします。温泉巡りを始めたころはこのような温泉を好んで廻っていたような気がします。自分の車を運転して再訪する気にはなれませんが、他人の車で連れてきてもらえるのであれば是非また来たいと思います。(笑)(2006/07/31/PM1:30) | ![]() |