福島県の温泉

ぬる湯温泉「二階堂旅館」

入浴料金:500円  営業時間:AM10:00-PM3:00
源泉名:ぬる湯温泉
泉質:酸性-含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉(含りょくばん・酸性みょうばん泉)
泉温:31.8度C pH:2.9 成分総計:1,379mg/kg (Mg:27,Al:43.2,Fe:62)
色:  臭い:  味:

10年ぶりくらいに再訪です。今回はゆっくり宿泊して思い切りお湯に浸かるつもりです。外観は昔のイメージ通りでまったく変わっていないような感じがします。お客さんが随分と来ていて人が多く賑やかなのが違いかもしれません。昔は訪れる人も少なく、もっとひっそりしていたような記憶があります。

お風呂は内湯×2があります。ぬるい源泉の浴槽とポリバスの加熱の浴槽とがあります。この源泉槽が素晴らしいです。7~8人が入れる木でできた浴槽に勢いよく源泉が注がれ掛け流しになっています。無色透明で澄んだお湯は新鮮さ溢れるみずみずしい感じのものです。肌触りも抜群に柔らかで心地が良いことこの上ないです。ほんのり硫黄臭も感知できます。なめると酸っぱくてちょっと甘い感じが舌に残ります。

お湯がなんと言っても素晴らしいです。浴槽のお湯に静かに浸かっていると優しいお湯の成分に身体を包み込まれて段々眠くなってきます。とっぷり顎の下までお湯に浸かっていると、うとうとしてお湯が鼻の中まで入ってきて、はっと目が覚めてしまいます。これの繰り返しです。

足元湧出の温泉ではありませんが新鮮極まりないお湯がザンザン注がれますので、とても気持ちが良いです。かなりぬるいので一度浸かるとなかなか出ることができません。 暫く源泉槽に浸かった後に加熱湯(温泉ではない?)に浸かるととても気持ちがいいです。ポリバスで風情もなにもないものですが、ぬるいお湯の後にはほっとして浸かれて気持ちがいいです。

今回は宿泊したのですが昔ながらの木造の建物がとてもいい味を出しています。ミシミシとなる廊下や白い障子などとても懐かしいく、田舎の親戚の家に泊まりに来ているような感じさえします。とにかくここのお湯は夏場には最高のお湯の一つだと思います。(2005/08/06/Deepest Midnight)

 

(2012年の再訪)

1年振りの宿泊です。昨年の夏もここに宿泊しましたが、その時にはぬるいお湯に浸かり続けて私の腰の痛みがすっかり取れてしまいましたの今回も腰痛対策として宿泊してみることにしました。今年も腰の痛みが取れるようでしたら毎年来ようかな。大雨が降り続いているせいか7月だというのに、かなり肌寒いです。気温は15~16度くらいです。

ホントは今シーズンのオープン時にお風呂を改装する予定だったらしいですが、大工さんの都合で延期になっているようです。私は今の浴室・浴槽で十分満足なのですがねえ。来年来るときはリニューアルされているかもしれません。改装前なのでお風呂は以前とまったく変わっていません。

源泉が勢いよく浴槽に注ぎザコザコ掛け流されていきます。もう定番の光景とは言え見ていてホントに気持ちがいいです。やや冷たく感じるお湯にボケーっと浸かり続けます。身体が冷えたら上がり湯へ。これを何度も何度も繰り返します。いやあ、何回経験してもスバラシイなあ。

新鮮な源泉に入るというよりは心行くまで浴びるという感じの方がぴったりかもしれません。結局トータルで5~6時間はお風呂に入っていたような気がします。私は温泉に効能を求めて入ることは滅多にありませんが、ここの温泉だけは別です。本来ぬるゆ温泉は目に良いとさええていますが、私の場合腰に効くからです。

ここの温泉にじっくりつかるとあら不思議腰の痛みが翌日にはすっかり消えてしまうのです。大体半年くらいは持つ感じです。通年営業であれば年に2回訪問するところですが、やはり夏の暑い時期にここの温泉に入るのがベストなのでしょうね。今回も目出度く腰痛とおさらばできましたので来年もまた訪れてみたいです。ただ週末だというのにお客さんが私を含めて2組しかないのは寂し過ぎます。やはり風評被害なのでしょうか?

 

今回は3度めの宿泊で初めて二食付きの宿泊でした。朝ご飯は美味しいのはわかっていましたが夕食はどうなのか楽しみにしていました。割りと”普通”でしたが地の物を使った料理で美味しくいただくことができました。(2012/07/07/Happy Tanabata Night)

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