赤岩温泉


赤岩温泉 「誠法館」 (宿泊)  
源泉名 :太子の湯(赤岩温泉)
泉質 :ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
泉温 :29.7度C pH 8.9 成分総計 1,040mg/kg  
:無色透明 臭い :微温泉臭 :微甘味+微薬味      
 
湯宿温泉からちょっとだけ離れた所にある一軒宿です。かなり鄙びつつありますが、ここは独自源泉を持ち日帰り入浴も不可と言うことで以前からとても気になっていた旅館の一つでした。今回は朝食付きの素泊まり(4,300円)で宿泊してみることにしました。大型の台風が接近しているとの予報があったため、連休中にもかかわらずほぼ貸しきり状態で宿泊することができました。
お風呂は2ヶ所あります。男子用が大きく4〜5人が入れる浴槽が2つ並んでいます。「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれています。「あつ湯」は加熱湯が注がれ「ぬる湯」は「あつ湯」から溢れたお湯が張られているようです。元々ここの源泉はぬるいので源泉槽なのかなと思いましたが、宿の女将さんに確認したところ違うとのことでした。昔は源泉を出せるようにしていたらしいですが、源泉を出しっぱなしにするお客さんがいて、お湯がぬるくなりすぎて苦情が出たためお客さんが勝手に源泉を出せないようにしてしまったとのことでした。うーん、何か複雑な気分です。
加熱湯は少しとろり感のある肌触りの優しいもので、とてもやわらかな感触がするものです。お湯の成分が身体を包み込んでくれるような感じでとても気持ちがいいです。「ぬる湯」のお湯は更にマイルドな感じがして浸かり心地は悪くはありません。鮮度もそれほど悪くはなく「あつ湯」の余り湯には思えない感じです。
今回は幸いにも貸切でしたので女湯の方も利用させていただきました。(笑)こちらの浴室・浴槽はかなり小さく2〜3人が入れる正方形の浴槽に無色透明のお湯が溢れています。ここも男子浴槽と同じ加熱湯のハズですが、男湯よりはぬるめでとろりとしたお湯の感じが素晴らしいです。とっても浸かり心地が良いお湯で浸かっているうちにウトウトしてきてしまいます。ここはひょっとして非加熱の源泉が足されているのかなあ?ここの源泉はなかなか素性が良さそうですので、是非とも源泉槽が欲しいところです。(2007/07/15/PM10:00)
玄関に熊の剥製が置いてありましたのでちょっと遊んでみました。(笑)

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