台温泉


台温泉 「藤助屋旅館」 (宿泊)
源泉名 :台温泉(薬師の湯)・(2号#と薬師の湯の混合泉)
泉質 :単純硫黄泉
泉温 :50度C pH 8.4 成分総計 821.4mg/kg   (HS:1.2,H2S:0.1)
:無色透明 臭い :微硫黄臭 :微甘味      
 
源泉名 :薬師の湯
泉質 :単純硫黄泉(硫化水素型)
泉温 :52度C
:無色透明 臭い :微焦げ硫黄臭 :微硫黄味      
 
台温泉にある独自源泉を持つ湯治宿の一つです。それほど鄙びたフンイキはありませんが、かなり規模は小さい方です。こういう湯治宿が今も何軒か残っているのが嬉しいです。今回は何軒かある湯治宿から一人で宿泊可能であったこの旅館をチョイスしました。お風呂は内湯×2がありますが、宿には浴室が一つしかありませんので混浴か貸切で入ることになります。入口に鍵をかけては入れますので、事実上貸しきり風呂といって言いと思います。
浴室は脱衣所から階段を降りていくアプローチで心を躍らせてくれます。2つあるお風呂のうち一つは共同源泉と独自源泉をブレンドしたものが張られており7〜8人が入れる広さがあります。もう一つの独自源泉のみの浴槽は2人くらいが入れる広さのものです。
大きい方の浴槽は無色透明のお湯ですが少しのとろみ感とぬめり感があり肌触りはとてもよいです。ほんのりと硫黄臭も感知でき入り心地はかなり良いものがあります。じっとしていると小さな気泡も多くはないですがくっついてきます。
小さい方の浴槽も無色透明のお湯で、こちらはちょっぴりですが焦げ硫黄臭が感知できます。大きな浴槽のお湯よりは熱めになっておりそのままでは熱すぎて入ることができません。(涙)止む無く加水して入ります。ここのお湯はかなり硬質な感触のするもので、肌触りはそれほど良くはありませんが入浴感はかなり強いものがあります。ピリリと身体が引き締まり、お湯の成分がぐっと身体の芯に溶け込むような感じがします。白い湯花もたくさん舞っています。浴後の暖まり感もかなり残り、やはりかなり良い湯だと思います。(2006/05/01/Deep Midnight)

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