焼石岳温泉


焼石岳温泉 「ゆうゆプラザひめかゆ」 310円(1時間) AM9:30-PM9:00
(宿泊棟浴場)
源泉名 :焼石岳温泉(胆沢町若柳字天沢81-1)
泉質 :ナトリウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)
泉温 :71.7度C pH 7.1 成分総計 17,400mg/kg   (15.9L/分)
:微黄色味透明 臭い :薄アブラ臭 :塩味      
(クアパーク浴場)
源泉名 :焼石岳ヒメカ湯温泉(胆沢町若柳字天沢22)
泉質 :ナトリウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)
泉温 :69.5度C pH 7.8 成分総計 20,220mg/kg  (Mg:20.4,Fe:2.7,Br:12.9) (116L/分)
:微黄色味透明 臭い :微アブラ臭+何かの芳香 :塩味      
 
胆沢町にあるもう1ヶ所の温泉施設です。こちらは宿泊もできるようで、かなり大規模な施設です。しかも料金は非常に良心的で、プールにも入れて1時間以内310円と格安で利用できます。これは正直嬉しいです。ただ冬は行くのが大変です。道は圧雪の上、地吹雪が舞う中恐る恐る運転しながら訪れましたが、駐車場には車が結構止まっておりちょっとびっくりです。お風呂は内湯×2があります。宿泊棟内にあるものとプールに併設されたものと2ヶ所に分かれてあります。また、それぞれの浴槽で使用されている源泉が違うので温泉ファンは見逃さないように注意が必要です。
宿泊棟にあるお風呂は20人ぐらいが入れる広さで、タイル張りのものです。お湯の注ぎ口に大きな白いタオル地で出来た湯花キャッチャーが付いています。お湯はアブラ臭が香りぬるつる感のあるとても肌触りの良いものです。この湯花キャッチャーを手でもむとアブラ臭がパワーアップします。ついつい何度もやって、遊んでしまいました。(笑)
お湯がややぬるめに設定されていますので、かなり加水されている可能性があります。それでもお湯の感触は素晴らしく入浴感はすこぶる良いものがあります。白っぽいのと茶色っぽい湯花が舞っています。アブラ臭を鼻孔に感じながらぬるめのお湯にとっぷり浸かり続けるのはホント気持ちが良いです。外はかなりの吹雪なんですけどねえ。あまりに気持ちがよく浸かりすぎてしまい、浴後汗が引かずに困ってしまいます。
プールに併設された浴場は30人ぐらいが入れる大きなモダンな造りのものです。2ヶ所からお湯が勢いよくザーザー注がれています。こちらの源泉のほうが湧出量が多いので、惜しげもなくお湯が使われているようです。湯口からは適温で注がれていますので、こちらも加水されている可能性が高いです。ここもぬるつる感がかなり強く感じられとても入り心地がいいです。ただアブラ臭はかなり後退しており、その代わり何かの芳香のような臭いが感知できます。ただこのお湯だけでも十分に納得のいくお湯です。ここはかなりお勧めできる温泉施設だと思います。この辺りまで行く機会があれば、「国見平温泉」と是非セットで立ち寄られることをお勧めします。ただし、アブラ臭ファンであれば「国見平温泉」の方を後に廻りましょう。(2002/12/29/PM3:10)

岩手の温泉へ戻る