湯浦温泉にある公衆浴場です。幹線道路沿いにありますがあまり目立ちません。私は一度前を通り過ぎてしまいました。地味なフンイキの外観で期待が持てます。お風呂は内湯×２があります。

小判型の浴槽が２つに仕切られあつ湯とぬる湯になっていますが、ほとんど湯温に差はありません。お湯は無色透明でとても肌触りのやわらかなもので、うっとりとするくらい素敵な感触です。気泡もかなり多く舞っておりアワアワにもなります。黒い湯花も舞っています。ほんのり立ち上る上品な硫黄臭に酔ってしまいそうです。うーん、これは気持ちがいいなあ。

お湯に浸かっていて身体中が喜んでいるのが分かります。ぬる目のお湯にとっぷりと浸かっているといつもながら「温泉好きに生まれてよかったなあ」と思います。またここのお湯の出てくる湯口がユニークで何とウサギ湯口なのです。これはかわいい！ウサギの口から不釣合いなほど豪快にお湯が吹き出てくるダイナミックさに参ってしまいます。湯上り後はかなり暖まり汗がなかなか引きません。ここはホントにいいです！（2006/10/13/PM5:30）

湯浦温泉「公衆浴場・岩の湯」

入浴料金：170円　　営業時間：AM7:00-PM10:00

源泉名：湯浦温泉「岩の湯」

泉質：単純温泉

泉温：42.2度C　pH：8.07　成分総計：617.5mg/kg (HS:1.7)

色：無色透明　　臭い：薄硫黄臭　 味：薄硫黄味

すっかり新しくなった「岩の湯」を再訪してみました。２年前に改築したとのことです。以前の鄙びた共同浴場の面影はまったくありませんが、こじんまりとした好感の持てる施設に生まれ変わっていました。お風呂は内湯×１があります。

 

気になる湯口は何とあのウサギ湯口です！昔のウサギ湯口をそのまま移植したとのことです。これは本当に嬉しいことです。皆さんあのサギ湯口が大好きだったのでしょうね。やったあ！という感じです。そのウサギ湯口から源泉がドバドバと注がれ掛け流しになっています。浴槽と浴室は新しくなったもののお湯は全然変わっていません。

 

 

 

あまーい硫黄臭が浴室中に香り何ともいい気分です。お湯に浸かっていると小さな気泡も身体にくっつき身体中がふわっとお湯に包まれた感じがして気持ちのいいったらないです。今回は「亀井荘」のお湯よりもいい感じでした。熊本県まで来ないとこの素敵なお湯に浸かれないのが残念でなりません。（2012/09/29/AM8:30）