鳴子温泉


鳴子温泉 「きぼこ荘」    
源泉名 :二見の湯(鳴子町字車湯35-1)
泉質 :ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉(含重曹-食塩泉)
  :(低張性中性高温泉)    
泉温 :89度C pH 7.1 成分総計 1,573.1mg/kg   (H2S:0.4)
:微白濁透明 臭い :アブラ臭 :ほぼ無味      
 
念願の「きぼこ荘」にようやく入浴することができました。最初にアタックしてから実に4年間もかかってしまいました。ここはアブラ臭で有名な二見源泉の湧出地から一番近い所に浴槽があり、以前から気になっていた施設です。やや鄙びかげんの公共の宿です。お風呂は内湯×1があります。
男湯は4〜5人ぐらいが入れる小判型の浴槽です。浴室の真ん中に鎮座しています。ちょうどお湯を入れ替えているところで、七分目ぐらいまでしかお湯は溜まっていませんでした。お湯は少しだけ白濁気味の熱いもので、浸かるとぴりりとくる感じがします。黒い湯花が少しだけ舞っています。臭いはお約束のアブラ臭がし、何ともいい感じです。ここは浴室が広めなのでちょっぴりアブラ臭が薄く感じてしまいます。
女湯は半小判型の2人ぐらいで入りたい広さのかわいらしい浴槽にお湯がたっぷり張られています。お湯の表面に油膜ができているのがわかります。こちらのお湯は適温でアブラ臭も男湯よりも強く感じ取ることができます。これはかなり良いです。やはり「同じ源泉を使用なら狭い浴槽がより良い」という法則は生きていました。(2003/03/01/AM10:00)

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