鳴子温泉


鳴子温泉 「鳴子・謎の公務員宿舎の湯」 (特別入浴)    
源泉名 :二見の湯(鳴子町字車湯35-1)
泉質 :ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉(含重曹-食塩泉)
  :(低張性中性高温泉)    
泉温 :89度C pH 7.1 成分総計 1,573.1mg/kg   (H2S:0.4)
:黒味濁透明 臭い :アブラ臭 :アブラ味      
 
ついにと言うべきかとうとうと言うべきか、鳴子温泉にある謎の公務員宿舎に引かれているお湯に浸かる機会を得てしまいました。勿論職員専用で一般に開放はしていません。今回は事前に特別に許可を頂き”取材”することができました。
お風呂は内湯×1があります。家庭用のほうろうの浴槽にアブラ臭ぷんぷんの「二見源泉」が注がれています。純度100%の源泉です。狭い浴室に入った瞬間アブラ臭が鼻孔を襲ってきます。これがほうろうの浴槽?かと思われる黒ずんだ浴槽に黒味白濁透明の熱いお湯が張られています。静かに静かに身体を沈めます。うーん、アブラ臭が鼻をくすぐります。
さらりとした感触ながら、程よい肌触りのお湯に身体を丸めて顎まで浸かるとほんと堪りません。このロケーションでこの湯とは何とも不思議な取り合わせです。東鳴子のような鳴子のお湯でした。(2001/08/18/PM1:00)

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