鳴子温泉


鳴子温泉 「ホテル瀧嶋」 大人:500円   AM10:30-PM3:00
民営のやや古びつつある国民宿舎です。外観はビジネスホテル風でもあります。お風呂は地下にあり2源泉を持っています。

(男子浴室)

源泉名 :瀧嶋3号源泉(鳴子町字新屋敷28-1)
泉質 :ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉(含土類-重曹泉)
     
泉温 :68.2度C pH 7.9 成分総計 1,077.4mg/kg    
:微微微白濁透明 臭い :アブラ臭 :微甘味   ケロリン桶  
 
男子浴室は7〜8人が入れる広さです。浴室に入ったとたんアブラ臭が鼻孔をくすぐり思わずニヤリとしてしまいますが、東鳴子ほど強烈ではないのですぐに慣れてしまいます。お風呂は8人ぐらいが入れる広さのものです。お湯の感じはさらりとした中にも鳴子らしはあり、ぬめり感と肌触りの心地よさは残ります。他に女子浴室・家族風呂にも3号源泉が引かれているようです。

(薬湯)

源泉名 :瀧嶋1号・2号混合泉(鳴子町字新屋敷28-2)
泉質 :ナトリウム・塩化物・硫酸塩-炭酸水素塩泉(含重曹-芒硝-食塩泉)
  :(低張性中性高温泉)    
泉温 :86.5度C pH 7.0 成分総計 1,775.4mg/kg    
:微微白濁透明 臭い :無臭 薄塩味     ケロリン桶
 
この旅館自慢のお風呂です。混浴というか貸し切り風呂です。「薬湯」という名前がついているので、何か混ぜものをしているのかと穿った見方をしていましたが、いたってまともなお湯で一安心です。ここはアブラ臭はありません。一見男子浴室のお湯と変わらない感じですが、浸かってびっくりパンチの効いたかなりガツンとくるお湯でした。さほど熱いわけではありませんが長く浸かり続けることはできません。

お湯から上がっても身体が火照り汗が溢れ出ます。とにかくこの暖まり方は尋常ではないような感じです。お湯の感じはぬめり感がありつるつるする肌触りです。見かけよりはかなり強力なお湯です。とにかく汗が引かなくて困ります。長く浸かってお湯を堪能したのですが、浸かりつづけられないのが心残りです。ご主人からビールの差し入れがあり、ご馳走になりながら入ったらもう目がクルクルと廻ってしまいました。1号源泉は浴室の直ぐ側で自噴しており、そのまま浴槽に注がれているそうです。鳴子温泉で今でも自噴している数少ない源泉だそうです。ここはお勧めです。(2000/03/03/PM9:00)


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