東鳴子温泉


東鳴子温泉 「旅館田中温泉」 大人:200円   AM9:00-PM8:00
源泉名 :田中温泉(土蔵わき)、田中温泉(堰向かい)
泉質 :重曹泉(緩和性低張性高温泉)
泉温 :80.5度C pH 総成分 1,808mg/kg
:黒色透明 臭い :アブラ臭 :アブラ味+苦み    
               
東鳴子に田中温泉ありと言われる田中温泉に行ってきました。名前は昔から知っていましたが行ったのは初めてでした。中々形容がし難い面白い旅館です。
お風呂は完全混浴です。浴室はかなり広く相当に鄙びて(寂れて)いますが凝った造りです。多分できた当初は、改築された早稲田湯のように斬新なお風呂場であったと想像されます。浴室の中心にガラス戸で囲まれた丸い浴槽らしきものがあり、その上は吹き抜けになっています。その丸い浴槽もどきを取り囲むようにアメーバ形状の浴槽があります。これはかなり広いですが、残念ながら湯の入れ替え中で入れませんでした。
もう一つは中程度のものが反対のサイドにあります。細長い浴槽で黒っぽく見える重曹泉があふれています。熱めの湯ですがしつこくなくさっぱりしています。黒い湯の華もありますがぬめり感はありません。味はとってもまずいです。変な難とも言えない味です。夕方に入ったのですが浴室内がとても暗く湯の色も昼間に見ると違うかもしれません。今度明るいうちに大浴槽も含め再調査してみようと思います。
でも、この旅館何か変です。ロビー(と書くのがちょっと恥ずかしいですが・・)のあたりも良く見ると、暗がりの中に色々ごちゃごちゃした変なものが置いてあります。(1998/07/11/PM6:20)

その後の調べによりますと田中温泉には他にも浴室や源泉があるそうです。調査:温乃ぱぱ@福島県さん

聞いた話;
「外来入浴用には大浴場1、ご婦人風呂1、家族風呂2あわせて4つの浴室を開放している。一方宿泊者用にも風呂は4つあり、旅館として風呂は8つある。

源泉(泉質?)は4つある。外来入浴者用には重曹泉、炭酸泉(と言ったと思う)の二つを提供している。ご婦人風呂と家族風呂は炭酸泉。」

ということで、調べだすときりがないのですが、そのうち湯治部に一泊でもして確認したいと思います。


また、田中温泉に寄ってみました。本格派のアブラ臭は健在でした。初めて明るいうちに浴場に入りましたが、やはりあの黒いお湯は不気味です。
右の写真は「ご婦人風呂」です。5〜6人が入れる広さの浴槽が一つあります。アブラ臭はかなり強いです。お湯はかなりぬるめで、滑らかな感じがします。
「家族風呂その1」です。2〜3人が入れる広さです。アブラ臭は弱いです。お湯は適温になっており、白い湯の花の舞う優しい感じの肌触りのするお湯です。
「家族風呂その2」です。1人が入れる広さでアブラ臭はやや強めです。ここの湯が一番ぬるいです。「ご婦人風呂」と同じ源泉のような気がしました。旅館部に宿泊者専用のお風呂があるらしいですが、あの名物ばあさんに頼む気にならず断念しました。源泉が4本あることになっていますが、2本は確認できました。(1999/08/09/PM0:30)

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