明治温泉


明治温泉 「明治温泉旅館」 大人:800円 AM11:00-PM6:00
源泉名 :明治温泉
泉質 :鉄炭酸泉
泉温 :23.7度C pH 3.8 成分総計 1,379mg/kg   (Fe:13.4)
:ほぼ無色透明 臭い :微鉄さび臭 :微酸味+微鉄さび味      
 
奥蓼科温泉郷にある旅館の一つです。もう少し鄙びた旅館を想像していましたが、なかなか立派な外観です。内部も小奇麗に整頓されています。お風呂は内湯×1と半露天×1と打たせ湯があります。
内湯は15〜6人が入れるものでドバドバと大量に注がれています。外湯(半露天)は内湯と言ってもいいものですが7〜8人が入れる広さがあります。いずれの浴槽にも加熱湯が注がれていますが、外湯はぬるめになっています。内湯はろ過もしているようです。
外湯がいいです。ややぬるめのまったりした感じのお湯で、肌触りは少しキシキシした感じでそれほど滑らか感はありませんが、入り心地は妙に良いものがあります。
一番良いのは打たせ湯です。源泉100%の打たせ湯です。2本が勢いよく落ちてきます。この冷たい打たせ湯に打たれてから外湯に浸かるととても気持ちがいいです。打たせ湯は疲れるので、そこそこの深さのある打たせ湯の下を浴槽代わりに浸かって冷たい源泉に浸かってみます。最初かなり冷たく感じますが段々慣れてくると、この冷たさが逆にいい感じで外湯と交互に浸かるとホント気持ちがいいです。

打たせ湯の底にはザラザラした鉄分の小さな塊が大量に沈殿しています。源泉はかなりの鉄分を含んでいる温泉のようです。本来はお湯の色がもっと赤くても良いと思いますが、ろ過していないハズ?の外湯も赤くないのがちょっと不思議です。

旅館の直ぐ裏に大きな滝があり、そこから源泉が湧いているらしいです。その滝のある岩もかなり赤茶けています。宿のパンフを見たら、明治温泉というのは明治にできたからではなく「らかにるから」だそうです。(2005/07/08/PM2:00)

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