野沢温泉


野沢温泉 「かめや旅館」 立ち寄り入浴不可   (宿泊)
源泉名 :亀の湯
泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 :70度C          
:無色透明 臭い :薄硫黄臭 :薄硫黄味(美味)      
 
「大湯」のすぐ近くにある中規模旅館です。独自源泉をもち湯の色が五色に変化するということで宿泊してみました。この手のうたい文句にはからきし弱いのです。中規模旅館ながら過度に民芸調にも流れず落ち着いた造りで、ところどころに亀をモチーフにした小物が飾ってあり好感が持てます。
お風呂は内湯×1と露天(基本的に混浴)×1があります。内湯は12〜3人が入れるタイル張りの浴槽です。お湯はかなり熱く、湯もみしないとなかなか浸かれません。硫黄臭はあまりないですが、入浴感はまずまずです。肌触りはさらりとしていますが、じわじわと効いてくるような感じです。
露天は展望は望むべくもありませんが、外にあるせいかぬるめになっており、ゆっくりと浸かることができます。野沢温泉は熱めの湯が多いので、ちょっぴりほっとします。
最低のランクの料金で宿泊しましたが、食事は和洋折衷で質・量ともに申し分はなく満足できるものでした。特に若者向けに普通の旅館料理とは一味異なるアレンジがされているようです。かなり工夫した跡が見えました。他の野沢温泉の旅館に宿泊したことはありませんが、お勧めできると思います。(2000/07/21/PM6:00)


(再宿泊)
源泉名 :亀の湯1号〜4号
泉質 :単純硫黄泉
泉温 :51.6度C pH 8.8 成分総計 988.9mg/kg   (HS:22.9,H2S:0.4)
:薄白濁 臭い :薄硫黄臭 :薄硫黄味      
 
ここは前回宿泊していながら足元自噴風呂に入ることができませんでした。あまりに悔しいので、再度宿泊してこのお風呂に入ることにしました。困ったことにこの足元自噴浴槽は女湯だけなのです。そこで今回は温泉仲間の女性陣も誘っての万全の体制で宿泊に臨みました。(笑)これで女湯の見張りはバッチリです。前回宿泊したときは野沢温泉では貴重な独自源泉に浸かれるということで満足してしまい、この女湯の足元自噴風呂を見逃してしていたのです。
さて見張りを女性陣にお願いして早速女湯に突入です。(笑)女湯は7〜8人が入れる広さで思っていたよりは大きいものです。薄く白濁したお湯が張られており予想通り熱めです。浴槽の湯口付近の下の方からポロロンと熱い湯玉が駆け上ってきます。うん!これは間違いなく足元自噴です。かなり熱い源泉の多い野沢温泉で足元自噴のお風呂に入れるなんてある意味では奇跡的なことかもしれません。少しだけとろみ感のある入り心地の良いお湯にゆっくり浸かっていたいのですが、基本的にはここは女湯ですのでそうのんびりできないのが残念です。後ろ髪を引かれつつ上がりましたが、十分に満足のできるお湯だったと思います。
前回宿泊したときはなかなか旅館らしからぬ料理が出て大満足だったのですが、今回は割りと普通な感じの食事でした。板前さんが変わったのでしょうか?あんまり工夫の見られなく量もちょっと少なめな料理だったのがちょっぴり残念でした。しかし足元自噴風呂に入れただけでも素直に喜びたいです。(2005/09/18/Deep Midnight)

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