長野県の温泉

田沢温泉「有乳湯」

入浴料金:200円  営業時間:AM6:00-PM9:00
源泉名:2号線有乳湯
泉質:単純硫化水素泉(緊張性低張性高温泉)
泉温:41.2度C pH:8.8 成分総計:250.7mg/kg ()
色:無色透明  臭い:薄硫黄臭  味:薄硫黄味

青木村にある田沢温泉の共同湯です。温泉街と言えるほどではないですが、温泉街を包む雰囲気がととても良いです。モルタル鄙び系の共同湯のお風呂は内湯×1です。浴室は採光が良くとても明るいです。タイル張りの浴槽は10人程度が入れる広さで、とうとうと源泉が掛け流しになっています。いいなあ、この感じ。

湯は多分、無色透明(タイルの色で薄緑色にも見えます)で強くはないですが硫黄臭があります。とてもやわらかな湯で肌にしっとりとくる感じです。浸かっているほどにぬめり感が出てきますが気泡はほとんどつきません。灰色と黒色の湯の花も舞っています。適温の湯が湧いているので加熱も加水もされることなく源泉100%の湯が溢れており、そこに身を沈めているだけで心地よいです。分析表上は成分が薄いことになっていますが、十分に湯の成分を堪能することができます。「有乳湯」で満足してしまい隣にある風格のある「ますや旅館」に入らなかったのが今になって悔やまれます。(1998/11/23 PM0:10)

(再訪)
源泉名:田沢温泉2号・有乳湯
泉質:単純硫黄泉
泉温:40.2度C pH:9.3 成分総計:228.2mg/kg (HS:9.2)
色:無色透明/薄緑色透明  臭い:薄硫黄臭  味:薄硫黄味

リニューアルされてから随分たちますが、ようやく再訪することができました。以前に比べて随分と風格のある立派な外観に生まれ変わっていました。別所温泉の共同浴場チックです。お風呂は内湯×1があります。

浴室内も綺麗になっており7~8人が入れる浴槽に無色透明のお湯が掛け流しになっています。お湯は気持ちぬるめですが、以前と同様とっても入り心地の良いぬめり感のあるお湯です。気泡はちょっぴりくっついてきます。

それにしても何とも浸かり心地の良いお湯なのでしょうか。最近この手のややぬるめで肌触りの優しい単純硫黄泉が大好きなのです。そろそろ田沢温泉に宿泊してじっくり浸かってみましょうかねえ。(2005/9/18/PM1:30)

 

(2012年の再訪)
源泉名:田沢温泉2号&3号混合泉
泉質:アルカリ性単純硫黄泉
泉温:40.0度C pH:9.6 成分総計:198mg/kg (H2S:0.03)
色:無色透明 臭い:薄硫黄臭  味:薄硫黄味

久しぶりに田沢温泉を訪れてみました。無性に「有乳湯」に入りたくなったためです。今まで田沢温泉は何度か訪問をしていますがいつもこの「有乳湯」で満足してしまい、ほかの施設の温泉には入らずじまいになっていました。今回は頑張って旅館のお風呂にも入ってみたいと思っていますが。田沢温泉は小さな温泉場ですが、小奇麗な石段に沿った形で温泉がありますが、前からこんなだったかなあ?「有乳湯」はリニューアルしてから訪れるのは何度目だったかな?結構記憶があいまいです。

お風呂は内湯×1があります。8~9人が入れるタイル張りの浴槽に無色透明の温泉が豪快に掛け流しになっています。うん、これは昔のイメージどおりです。浴室内にはほんのりと上品な硫黄臭が漂っているのが嬉しいです。お湯は少しとろみのある癖のないもので、お湯の感触は相変わらず素晴らしいです。お湯の中でじっとしていると小さな気泡が直ぐにくっつき身体中がアワアワになってきます。いやあ、いいなあ。昔から全然変わっていません。(お客さんが多数のため浴室内の撮影はできませんでした)

 

 

 

湯温はぬるめなので、ゆっくりと浸かることができます。あまりにも気持ちがいいので1時間以上浸かっていたらちょっとフラフラになってしまいました。まだまだ私の温泉力は回復していないようです。浴後は物凄く温まり感が身体に残ります。冬場は来たことがないのですが冬もよさそうですね。以前から気になって仕方がなかったお隣の「ますや」さんにも立ち寄る予定にしていましたがやはり「有乳湯パワー」に負けてしまい、またまた次回の課題となってしまいました。今度こそは宿泊できた方が良さそうです。(2012/06/15/PM0:30)

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