秋葉温泉「花水」

アブラ臭で全国的？に有名な「新津温泉」の比較的近い場所に新しくできた温泉施設です。これはアブラ臭ファンとしてはいやが上にも期待してしまいます。ただ外観を見てぶっ飛んでしまいます。これがホントに温泉入浴施設なのでしょうか？期待が段々不安に変わってきてしまいます。

恐る恐る入館しましたが、外観だけでなく内部を見てもオドロイテしまいます。ここは新津市のハイソな奥様方の相手のエステ施設なのでしょうか？何か私は場違いな所に来ているような感覚を覚えてしまいました。不安感が増していく中浴室に向かいます。大ハズレだったら９５０円の出費は大きいです。お風呂は内湯×１と露天×１があります。

浴室に入るなり、何とアブラ臭が鼻孔に飛び込んできます！おお、やはりここはアブラ臭の聖都・新津市なのだ！内湯は檜で縁取られた１５人ぐらいが入れる広さの浴槽です。光の加減で緑色濁にも見えるお湯が溢れています。お湯はかなりのアブラ臭と臭素臭と薬品臭が入り混じった複雑な臭いのするものです。私はこの臭いだけで満足感が満ちてきてしまいます。お湯の肌触りはぬめり感があり、ぬるつるしたなかなか心地の良いものです。

露天風呂は１５人ぐらいが入れる広さのものです。こちらは琥珀色に見えるお湯で、臭いも内湯よりさらにパワーアップした感じがし、満足度も高いです。いやあ、この温泉施設は何とも摩訶不思議な施設です。言葉では十分に説明できません。ただしお湯は抜群に良いものがると思います。アブラ臭ファンは訪れても後悔はしないでしょう。近いうちに「だいろの湯」とセットでまた訪れてみたいと思います。（2002/12/14/PM2:00）