岩室温泉
岩室温泉 | 「松屋旅館」 | (宿泊) |
源泉名 | :岩室温泉(新) |
泉質 | :ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 |
泉温 | :52度C | pH | 8.03 | 成分総計 | 11,580mg/kg | (Mg:7.0,Al:1.6,Br:26.6,Hs:0.7,H2S:0.1) |
色 | :薄白濁 | 臭い | :薄硫黄臭 | 味 | :強塩味 |
岩室温泉にあるこじんまりとした旅館です。部屋は全部で6室の上、館内はゆったりと造ってあるので他のお客さんと出会うことはめったにありません。館内は小奇麗にレイアウトされており、なかなかフンイキは良いです。お風呂は内湯×2がありますがそれぞれ貸切で利用することになっています。 |
2つある浴室のうち「霊雁の湯」と名づけられた浴室のお湯が良いです。岩室温泉の新源泉をほぼ100%循環せずに使用しているようです。4〜5人が入れる半円形の浴槽に上からチョロチョロ、浴槽の底からも少しずつ源泉が出ています。浴槽内のお湯はかなりぬるめで薄く白濁しています。肌触りはぬめり感があり、ぬるりとする感じはしますがぬるぬるするほどではありません。硫黄の臭いもかなり香り、気分がいいです。舐めるとかなり塩辛いです。 |
ぬるめの上貸切なのでゆっくりのんびり思いのまま浸かることができます。食塩泉ベースの濃い温泉なので、入り続けているうちに徐々に効いてくる感じです。岩室温泉の源泉の良さを味わうのであれば、これぐらいの浴槽の広さがベスト・マッチかもしれません。大きいお風呂に入りたい人は近くに「だいろの湯」があるのでそちらを利用すればいいと思います。宿泊している間他の泊り客とついに出会うことはありませんでした。もう一つの貸切風呂ははっき言ってペケです。無色透明の循環湯が張られています。 |
今回は家族サービスで宿泊したのですが、期待通りの旅館でした。かなり食事が良いという話を温泉仲間から聞いてこの宿に決めたのでした。運ばれてきた料理は噂に違わぬ質量ともに満足のできる内容で大食い揃いの熊谷家でも残さずに全部食べるのはかなり厳しかったです。写真は出てきた料理の一部です。もっとたくさん次から次と運ばれてきました。揚げたての天麩羅が山盛り出てきました。 |
驚いたのはいろいろと料理の皿が出て、そろそろデザートかというタイミングに「最後はうな重にしますか?釜飯にしますか?」と止めをさされます。さすがにうな重が最後の最後だと厳しいなあ。子供用もなかなか手の込んだ料理でとても好評でした。宿のフンイキや接客態度やお風呂など十分に満足できるものでした。ここはお勧めの旅館だと思います。そうそう部屋のTVは液晶でした。(2004/05/04/PM6:30) |