松之山温泉
松之山温泉 | 「植木屋」 | 大人:500円 | 日帰り入浴は要相談 |
源泉名 | :兔口温泉 |
泉質 | :含硼酸・食塩泉(緩和性高張性温泉) | ||
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泉温 | :37度C | pH | 8.0 | 成分総計 | 15,803mg/kg | 33リットル/分 |
色 | :薄茶褐色濁 | 臭い | :臭素臭+微金気臭 | 味 | :塩味 |
日帰り入浴不可との情報があり、いつの日か宿泊を考えていた「植木屋」さん日帰り入浴を許可していただきました。ラッキーでした。さて期待のお風呂は内湯×2。浴室は見事な湯小屋で、見ただけで感激してしまいました。浴槽を含めすべて木でできており年輪を感じさせるものがあります。 |
浴槽はほぼ同じ大きさの正方形のものが2つ並んでおり、手前が源泉槽、奥が加熱槽となっています。4人ぐらいが入れる広さです。松之山の熱めの強力な湯に浸かりつづけたせいか、久しぶりのぬるーい湯に浸かることができ正直ほっとしました。ぬるい方へゆったりのんびり浸かってしまいました。 |
お湯は松之山らしからぬ食塩泉で強烈な印象は残りません。しかし、ゆったり浸かっているとじわりとその良さが伝わってきます。肌触りはとてもよく滑らかな感じがします。浴後のべたつき感は多少残ります。宿泊して夜に薄ら明かりの元でゆったり浸かればどれほど素敵かと思ってしまいました。(1999/09/19/PM14:00) |
源泉名 | :庚申の湯 |
泉質 | :ナトリウム-塩化物泉 |
泉温 | :33.4度C | pH:7.3 | 成分総計 | 16,020mg/kg | (Mg:52.6、Br:35.1,I:6.1,メタ硼酸:202.8)12L/M |
色 | :笹にごり | 臭い | :金気臭+アブラ臭 | 味 | :塩味+苦味 |
何年か前に立ち寄りで入浴させていただいた松之山温泉・庚申の湯「植木屋」さんにようやく宿泊することができました。ここは以前から一度宿泊してみたいと思っていた旅館の一つです。外観はやや鄙びた感じの旅館で、当日に突然降った大雪の影響でいっそう鄙びに磨きがかかったようにも見えます。 |
内部もかなり手入れはされているものの古さは否めません。冬場は隙間風等でちょっと厳しいかもしれません。通された部屋は角部屋でガラス窓が外に面している部分が多いため、予想通り夜はかなり冷え込みました。ストーブをガンガンつけても部屋が広いのでなかなか暖まらなかったです。 |
お風呂は内湯×2があります。木でできた浴槽が2つ並んでおり「あつ湯」と「ぬる湯」になっています。「ぬる湯」は5〜6人が入れる広さで浴槽がかなり深めになっておりじっくりとお湯に浸かることができます。「あつ湯」は4〜5人が入れる広さで浴槽は浅めになっています。 |
ここのお湯は基本的に加熱されています。(源泉と同時にガスも出てくるため、それを利用して過熱しているとのこと)湯温はやや熱めの設定です。「ぬる湯」 槽のお湯は源泉と加熱湯がブレンドされて投入されており、通常はややぬるめ設定されています。一方「あつ湯」はかなり熱めになっており46度〜50度くら いになっています。 |
ここの浴室の雰囲気が素晴らしいです。何ともレトロな感じのする内湯で、内湯好きとしてはたまらない造りです。浴槽に浸かりながら見上げるガラス戸がとてもいい味を出し ています。天井の湯抜きもなかなか素敵です。お湯からは金気臭とアブラ臭が入り混じった不思議な感じのする臭いが感知できます。 |
ガツンとくるような強力な浴感は感じられませんが、独特の入り応えのあるお湯で癖になる入り心地です。濃厚な感じはしないものの温泉に浸かっているという感じは物凄くあり、浸かっていてホンとに気持ちがいいです。 |
今回は2食付きで宿泊しました。夕食は飾らない地元の食材をふんだんに使ったものでした。贅沢ではありませんが丁寧に料理されており、美味しくいただくことができました。やはり地元の食材で作る郷土料理はいいですね。(2007/11/23/Deepest midnight) |