千手温泉

随分前に入浴したことがありましたが記憶が薄れてきたため再訪しました。元幼稚園の建物と入り口にある屋台は前のままのようです。前回は家族で来ましたが、元幼稚園の佇まいが子供たちに大受けでした。お風呂は内湯×１があります。

浴槽は一見小さく見えますが奥に長くなっており結構大きいです。また浴槽も深めです。浴室は多分元遊戯室を改造したのでこういう構造になったのだと思われます。お湯は以前の印象通り醤油色で掛け流しになっています。ここはこの一帯では数少ない非循環・非加熱の１００％源泉のお湯です。お湯はぬめり感があり、結構ぬるぬるし、小さな気泡も身体にくっつきます。湯花もちらほら見受けられます。お湯は少しぬるめになっていました。以前はかなり高温に設定されており子供たちは入れませんでした。ここのお湯の臭いも独特で何とも言えない臭いです。前回は色に目を奪われて臭いまでは記憶に残っていませんでした。このお湯に300円で入れるとは川西町民が羨ましいです。（2000/05/02/PM2:30）

５ヶ月ぶりに入り訪れてみました。入り口にあった屋台村が跡形もなくなっていたのは驚くきました。残念です。お湯は相変わらずの高温掛け流しで心地よいものです。建物周辺の土地が整地されつつあり、大規模センター系に生まれ変わる気配がありますが、できればこのままの状態であって欲しいものです。（2000/10/21/PM2:00）

リニューアルになってから初めて訪れてみました。以前はかわいらしい幼稚園の施設を流用したものでしたが、立派なセンター系施設に変身していました。ただ絢爛豪華というわけではなく一安心です。こんな町の中にあったけかなあと思えるほど周辺には家があります。入口に無料の足湯があります。お風呂は内湯×１と露天×１があります。

内湯はジェットバス付きの大きなもので３０人ぐらいが入れます。以前と同様源泉がドバドバと注がれていますが心持ちぬるくなっているように感じました。モール臭も感知でき肌触りもぬめりが感じられ、それほど悪くはなっていません。お湯の注ぎ口がふくろう親子（みみずく？）でした。

露天は檜で縁取られたもので７～８人が入れる広さです。こちらは内湯より色が濃く更に臭いも強く感知できます。白い湯花が大量に舞っています。モール臭のいい臭いを嗅ぎながらとっぷりとお湯に浸かることができます。これはいいや！リニューアルしてどうなるかと心配しましたが、源泉の良さは十分に活かされた湯使いになっていました。

仮設→豪華施設＝循環ろ過＋塩素臭

というパターンが多い中、ここは立派です。皆さん見習って欲しいものです。（2002/12/15/PM4:30）