さかえ館

さほど鄙びてはいない湯治専門の温泉旅館です。お風呂は内湯×１と家族風呂×１があります。大浴場は５～６人が入れる広さでお湯は掛け流しになっています。硫黄臭は少な目ながら、とても肌になじむつるつるする湯です。これはいいなああ。じっくり浸かっていると、皮膚の表面が滑らかになりとても心地よいです。多くはないものの黒と白の湯花も舞っています。

家族風呂は２人が入れる広さです。大浴場より色の濃い薄緑色透明の湯が掛け流しになっています。１人でざぶんと浴槽に入るとザザアアアと湯が溢れ出ました。ひゃー！気持ちいい！こちらは浴槽が小さい分つるつる感にぬるぬる感が加わり、大浴場よりさらに肌触りが良いです。宿の人の話だとここのお湯は濾過も循環もしていないとのことでした。（1999/09/18/AM10:00）

日帰り入浴で気に入っていた「さかえ館」に素泊まりして、じっくりお湯を堪能してみました。宿泊客はおばさん達が多いらしく、混浴の大浴場はいつも占拠されていたので専ら家族風呂で入浴しました。２～３人が入れる家族風呂はやはり湯が濃い感じです。湯も熱めで掛け流しになっています。月岡で掛け流しとはまったくもって贅沢な話です。

お湯の表面をじっと見ているとうすく湯膜ができています。白い湯花は見受けられましたが、残念ながら黒い湯の花の塊は見ることができませんでした。それにしても鼻孔を刺激する硫黄臭とアブラ臭に満足です。湯の感触も申し分なくぬるぬる感もあり、やはり月岡のお湯は一級品だと思います。浴後の暖まり方も半端ではないので夏向きではないような感じもしました。（2000/07/20/PM8:00）

久しぶりに「さかえ館」さんに宿泊してみました。月岡に宿泊となるとどうしてもここに落ち着いてしまうんですよネエ。｢熊堂屋」さんも人気が高いですが、私は何故か「さかえ館」さんが好きなんです。今回は温泉仲間とワイワイやりながらの宿泊でした。

意外にも（失礼！）宿泊のお客さんが結構いらっしゃって大賑わいでした。お湯は相変わらずきりりとした中にも抜群の肌触りの良さを感じさせるもので、素晴らしいです。硫黄臭とアブラ臭がブレンドされた臭いも健在です。月岡の源泉の持つよさを全て発揮していると思われるくらい心地の良いものです。湯面に浮かぶ油膜も嬉しいですね。今回もとろとろになるまで浸かりましたよ。（笑）（2006/11/03/Deep　Midnight）