新潟県の温泉
角神温泉「ホテル角神」
入浴料金:1,000円
源泉名:角神温泉5号井
泉質:ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
泉温:40.8度C pH:7.8 成分総計:1,267mg/kg (Fe:1.2)
色:微白濁 臭い:微鉄臭+微硫黄臭 味:微塩味+微鉄味
阿賀野川流域にある角神温泉についに入ることができました。以前からこの一帯の温泉にはたくさん入っていましたが、ここのみ日帰り入浴は不可であったため入ることができませんでした。ところが近年日帰り入浴も受け付けるようになったとのことでしたので早速訪れてみたのでした。宿泊すると料金が結構お高めだったので高級温泉ホテルかと思っていましたが、年季のせいか少し鄙びが入ってきているように見えました。昔のように高ピーの経営はできなくなってきたのかもしれません。お風呂は内湯×1と露天×1があります。
内湯は15~6人が入れる大きさのものです。浴室内や浴槽のあちこちが赤茶色のお湯の成分で染まっています。これはなかなか良い眺めです。お湯は薄く白濁気味のもので、かなりの量が掛け流しになっています。少しとろみ感のあるお湯は入浴感もあり、入り心地は良いです。
赤茶色の湯花も多くはないですが舞っています。脱衣所にある掲示によると浴槽内のお湯は沈殿物や湯花を濾過したものを入れているとのことでした。確かに昔のお湯の写真を見るとはっきり色つきだったので変だなとは思っていたのですが、不純物を濾過しているとはいえ温泉の持つ力はあまり変わらないように思えました。芒硝系の成分の力強さが感じられお湯に浸かっていてとても気持ちがいいです。
露天は内湯から少し階段を降りたところに造ってあります。10人くらいが入れる浴槽に濾過済み源泉が注がれています。浴槽のあちこちが派手に赤茶けています。お湯は凄くぬるいです。11月のこの時期には寒くて入っていられないほどです。鮮度もイマイチです。
阿賀野川を見晴らす景観ではないですが赤や黄色に染まった紅葉を見ながら入れますのでロケーションは悪くはないです。湯めぐりキャンペーンで実質500円で入れましたので十分に元は取れたと思います。(2012/11/24/AM11:30)