長湯温泉


長湯温泉 「大丸旅館」 (宿泊)  
源泉名 :大丸旅館(直入町大字長湯7992-1)
泉質 :マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
泉温 :46.7度C pH 6.9 成分総計 4,150mg/kg   (Mg:314、遊離炭酸:132)
:笹にごり 臭い :炭酸臭 :炭酸味      
 
長湯温泉の旅館の中でも評判の高い旅館の一つです。ここはまだ”黒川温泉調”には染まっていません。今回は宿泊してゆっくりお湯を堪能することにしました。お風呂は内湯×1と露天×1があります。比較的最近リニューアルされたのか、かなり新しく立派なものです。
内湯は10人ぐらいが入れるもので、少し熱めの源泉が勢いよく注がれ掛け流しになっています。お湯は笹にごりのもので、ぬめり感があり少しぬるっとした肌触りがします。やや熱めに感じるせいかピリリとした感触もあります。飲泉すると炭酸味が強く感じられますが浴槽内のお湯からはほとんど、炭酸を感じることはできません。
露天は5〜6人が入れる石造りのものでここはかなりお湯がぬるく、源泉もあまり投入されていないようでお湯がかなり劣化しているような印象を受けました。この露天はいただけません。これだったら私には露天は必要ありません。浴槽からお湯が大量に捨てられていますが、捨てられているところが赤褐色に固まり堆積しています。
他のお風呂は左側の写真が「家族風呂」で2〜3人が入れるもの、右側の写真が「女湯」で、男湯とはちょっと雰囲気が違うようです。
旅館自体はなかなか小奇麗です。よくありがちな過度に民芸調にはならず、ほどほどの和風の雰囲気を出したものです。食事は品数も多く暖かいものは暖かいうちに出てきますので、とてもよいです。基本的に地元の食材を中心にメニューが組まれており、間違ってもマグロの刺身などは出てきません。程よい量の内容で食事は満足できます。(2002/07/04/PM6:30)

大分の温泉へ戻る