舟唄温泉


舟唄温泉 「大江町健康温泉館・テルメ柏陵」 大人:300円   AM6:30-PM9:00
源泉名 :大江1号源泉(大江町大字藤田270-3)
泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(含食塩-塩化物-硫黄泉)
     
泉温 :49.4度C pH 8.1 蒸発残留物 19,750mg/kg   (Br:48.7 Mg:103 HS:9.8 H2S:0.9)
:灰色濁透明 臭い :硫黄臭 :塩味+苦味      
 
山形県のセンター系では珍しい硫黄泉系のお湯のある温泉施設です。武家屋敷をモダンにしたような個性的なデザインです。お風呂は内湯×2があります。熱湯とぬる湯の浴槽に分かれており、嬉しいことに熱湯の浴槽の方が大きくなっています。
熱湯の浴槽は20人ぐらいが入れる広さで、灰色濁透明のお湯が溢れています。お湯は浸かった瞬間ピリリとくるような感触があり入浴感は抜群に良いものがあります。肌触りもなめらかですが、とにかく湯の成分がビシビシと皮膚に染み込んでくるような感覚がします。お湯からも強力ではないですがじわじわと攻めてくる硫黄臭がし、何とも心地が良いです。黒っぽい湯花も舞っています。ぬるい方は7〜8人が入れるもので、熱湯に最初に入ってしまうと少々物足りなく感じます。それにしても大江町の人は熱湯好きが多いのでしょうか?センター系でこれぐらい成分の濃いお湯がそのまま使用されているの見るとほんと嬉しくなります。(2001/05/01/PM2:00)
 

(何度目かの再訪)

:微白濁透明 臭い :薄硫黄臭 :塩味+苦味      

山形県で車中泊するときは必ず立ち寄る施設です。(笑)「道の駅・おおえ」のすぐ近くにありますので、この強力なお湯に浸かりまくって疲れた寝るというのがパターンです。もう何度も入っていますがこれまで期待を裏切られたことはありません。さて今回はどうだったでしょうか?

 

浴室に入ってお湯の色を見てちょっとばかり驚きます。かなり色が薄く微白濁状態です。いつもは灰色〜薄墨色のことがほとんどでした。そしてあの強力な臭いもかなり薄く、並みの硫黄臭しか香りません。いつものガツンと来る浴感も少々弱い感じがします。どうしちゃったのでしょうか?季節的で一時的な変化だと思いたいですが。こればかりは経過を待つしかないですかね。私の中で山形県の公共の温泉で一位〜二位を争う温泉だけに早く元に戻って欲しいと思います。(2006/03/18/PM2:30)


(新源泉を確認)

源泉名 :大江3号源泉
泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
泉温 :60.6度C pH 7.0 成分総計:18,200mg/kg  (Mg:50.5,Br:46.6,H2S:10.9,HS:9.6)
:無色透明 臭い :薄硫黄臭 :塩味      
 

2006年の3月に訪れた時はお湯がかなり薄くなっており、とても心配していた舟唄温泉ですが、新源泉を掘り当てたという情報を聞きましたので早速確認のため訪れてみました。この源泉は使用を開始してからまだ数日しか経っていないとのことでした。さっそく新源泉をチェックです。
お湯はほぼ無色透明であの灰色がかった濁りはまったくありません。臭いも薄く硫黄臭が感知できるものの焦げたようなあの独特の臭いはしません。お湯はぬるつる感のあるもので、肌触りは滑らかで入り心地は悪くはありません。これがまったくぽっと出の新しい温泉であれば大絶賛したかもしれませんが、残念ながら全盛期の舟唄温泉の素晴らしさを何度も体験している一人としてはかなり違和感の残るものとなりました。うーん、なんだか複雑な気分です。(2006/12/30/PM5:30)

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