長沼温泉


長沼温泉 「ぽっぽの湯」 大人:350円   AM6:00-PM10:00
源泉名 :長沼2号源泉(藤島町大字長沼字宮前266-1)
泉質 :ナトリウム-塩化物強塩泉
泉温 :70.4度C pH 8.0 蒸発残留物 25,590mg/kg   (Br:50.2 ヨウ素:5.1 Mg:93.9)
:黄色味透明 臭い :臭素臭+アブラ臭 :塩味+苦味      
                 
源泉名 :長沼3号源泉(藤島町大字長沼字宮前266-1)
泉質 :単純温泉
泉温 :32.2度C pH 8.0 蒸発残留物 227.5mg/kg   (Br:0.4 ヨウ素:0.1 )
:薄黄色味透明 臭い :薄臭素臭 :塩味+苦味      
 
すこぶる評判の高い長沼温泉にようやく浸かることができました。かつての鄙びた共同浴場は立派なセンター系入浴施設に変身してしまいましたが、それでもお湯は良いとのことで期待して訪れました。お風呂は内湯×2と露天×1があります。内湯はジャグジー付きで15〜6人が入れるものと4〜5人が入れるものとがあります。
大きい方は単純泉とのことですが、とても単純泉には思えないほど入浴感はあります。関東にこのお湯があれば、これだけでも話題になるかもしれません。ただ私にはジャグジーが邪魔で落ち着いて浸かっていることができません。小さい方の強塩泉のお湯は素晴らしいです!お湯の注ぎ口で湯の花を布袋で濾していますが、それでも茶褐色の湯花がかなり多く舞っています。とにかく入浴感が圧倒的にあり浸かっているだけで疲れてきます。これはほんとかなり強力なお湯です。お湯の感触は少しのぬめりがありつるつる感もあります。そして湯面から立ち昇る臭いが何とも堪りません。臭素臭とアブラ臭が混じったような臭いで、かなり強力なものです。
露天風呂は15〜6人が入れる広さの洋風のもので、こちらの方が更に内湯より入浴感があります。浸かりつづけると、どっと疲れが出てきます。浴室内や露天でトドになっている人が何人もいましたが、気持ちは良く分かります。それにしてもこの強力なお湯の力は凄いものがあります。浴後のポカポカ感もかなりあります。また肌に残る香しいお湯の香りが長く残るのも良いです。
右の写真は露天風呂の湯花を採るためものです。それでも露天は内湯より湯花も多く舞っており、青空の下こんな素敵なお湯に浸かることのできる幸せを感じました。お湯は飲泉するとかなり塩辛く苦味が口に広がります。(2001/04/30/AM8:30)

(ぽっぽの湯・再訪)
冬の長沼温泉「ぽっぽの湯」は源泉投入量が増えてアブラ臭が爆発しているという噂を聞きつけ、年末に訪れてみました。朝一番に訪れたのですが、既に結構なお客さんがきていました。さて、肝心のアブラ臭ですが同じ長沼温泉の「厚生館」に宿泊してたっぷりと堪能したせいか、期待したほどのアブラ臭は感知できません。なによりもお湯がぬるいのです。
以前訪れたときには、とても力強いお湯にノックアウト寸前まで行きましたが、今回はやけにあっさりした感じです。2源泉をブレンドして使用しているようですが、単純泉の投入比率が上がったとしか思えません。巨大な湯花キャッチャーが備え付けてありましたが、お湯の感触及びアブラ臭共に期待はずれでした。うーん、一体どうしたのでしょうか。これなら「厚生館」の方がより濃厚な長沼温泉を味わうことができます。1ヶ所でいいので2号源泉100%の浴槽を是非とも作って欲しいと思います。(2004/12/29/AM6:30)

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