以前から気になっていた甲府市内にある老舗のホテルにある温泉にようやく入ることができました。甲府盆地には温泉を持つ怪しげな（失礼！）ビジネスホテルは多いのですが本格的なホテルで温泉を持つ所は少ないと思います。「談露館」は甲府駅から５～６分、甲府市内のど真ん中にある老舗ホテルです。今回は週末に山梨に出張で来た機会を逃さず”自腹”で宿泊して温泉を楽しむことにしました。しつこいですが”自腹”ですよ。（笑）

浴室は意外にも１階のフロントから入ったすぐのところにあります。お風呂は内湯×１です。６～７人が入れる広さがりあます。ちょっぴり黄色がかった透明の温泉が気持ちのいいくらいに掛け流しになっています。浴室にほんのり硫黄臭がこもっていたりもします。うーん、いい感じです。しかし県庁所在地のど真ん中にあるホテルにこのような素敵な温泉があるとは驚異的ですねえ。

お湯はとろんとした肌触りのとても良い温泉でなんとも言えない浴感があります。ぶどうの皮の内側から出てくるぶどう液のような感じでしょうか。かなりぬるつる感があり、皮膚の表面が湯膜に包み込まれるような感じもします。しかもお湯は新鮮極まりない感触でとっても心地が良いです。モール系の温泉で大小の黒い湯花もたくさん舞っています。仕事帰りにこのような温泉に入れるとはナントもシアワセでなことです。

湯温は適温でちょうどいい感じです。物凄く良いという温泉ではないのですが、芳醇な感じのする温泉にうっとりしてしまいます。今回は宿泊しましたのでのんびりゆったりとこの素敵なお湯に浸かりました。甲府市内の温泉には幾つか入っていますが、ここはかなり上位にくる温泉ですね。湯量に見合った浴槽なのがいいのかもしれません。モール系の温泉ですが入浴感も十分にあり満足のいく温泉でした。湯上り後のお肌のつるつる感もなかなかのものです。機会があればまた宿泊してみたいものです。（2012/10/19/PM8:00）