2012年11月17日
先日1年ぶりくらいで群馬県の温泉に行って来ました。メインは万座温泉「豊国館」への宿泊でした。「豊国館」はいつ行っても変わらないですね。内湯がぬる目だったのを除けばいつもの「豊国館」でした。それにしても何度浸かってもあの露天風呂はスバラシイですね。
群馬県の温泉に行くと必ずといっていいほど寄ってしまうのが林温泉「かたくりの湯」です。アブラ臭ファンには超有名な温泉です。私もここは大好きで何度訪れたか数えきれないくらい来ていると思います。今回1年ぶりに訪れてみてびっくりしました。湯小屋の周辺の建物がすっかりなくなっていたのです。湯小屋の前にあった大きめの事務所が跡形もなくなっていました。
最初湯小屋の場所がわからなくて通り過ぎてしまったくらいです。何度も来ているので迷うはずがなかったのですがねえ。お陰で初めて湯小屋の全貌を見ることができました。お湯は相変わらずアチチのお湯ですが間違いなく以前よりもアブラ臭は弱くなっていると思います。ご一緒した地元の方もアブラ臭が弱くなったと言っていたのには少々驚きました。
その一緒に入っていたおじいさんの話による今の湯小屋は取り壊されてもっと下の方に新しくなってできるそうです。今のある場所は道路になってしまうらしいです。それで周辺の建物が取り壊されてしまったのだそうです。そしてその新しい施設に加えてあと2ヶ所へ温泉が引かれるようになるとのことでした。それが共同浴場なのかは不明ですが、林温泉が3ヶ所になってしまうとは驚きです。やんばダムの工事が続行されるのでその懐柔策なのでしょうか?
群馬の温泉に行くと必ずといっていいほど立ち寄ってしまうもう1ヶ所の温泉がああります。これまた超有名な「平治温泉」です。ここも1年ぶりの訪問でした。前回訪れた時には対岸で護岸工事をしていましたがその工事は既に終了していて静かな共同浴場に戻っていました。相変わらずのアワアワ温泉で気持ちがいいですね。湯温がいつもより少し高めだったのでとても良かったです。
ここでも一緒に入っていた地元の方から「平治温泉」も新しい施設に変わってしまうような話を聞きました。護岸工事をしないといけないので現在の湯小屋は移さざるをえないからだそうです。移転して立派な施設にしたいとの地元の要望はあるようですが、なかなか本決まりにはならないとのことでした。
現在の湯小屋は地元の有志20名くらいで維持管理をしており所有者はこの温泉の維持にあまり興味がないのがはっきりしない大きな理由の一つでもあるらしいです。一温泉ファンとしては今の湯小屋の雰囲気が最高だと思いますが、地元の方にすればもっと立派な施設に建て替えたいという気持ちがあるようです。この先どうなるかわかりませんが現状の湯小屋はそんなに長くは続かないのかもしれません。
2012年9月23日
ついこの間まで私は温泉センターで日がな一日のんびりしている人を少々馬鹿にしていたかもしれません。一日同じ温泉てゴロゴロしていて何が楽しんだろうと思っていたのです。ところが実は今年になって自分も温泉センターに通って半日ゴロゴロするような温泉ライフをおくるようになってしまい、しかもそれが意外にも楽しいと感じてしまったのです。このようになるとは夢にも思っていませんでした。私のことをもう”温泉マニア”とは呼ばせませんよ!(笑)
自宅の近くには幾つか新興の温泉センターがあるのですが、通いたくなるほどの施設はありませんでした。ところが自宅から30キロくらい離れたところにある施設を訪れたところエラクく気に行ってしまい月に1~2度の頻度で通うようになってしまったのです。勿論源泉の使い方もよく泉質的にも良いのですが、いろいろと取りそえられた細かい設備がとても好感の持てるものでついつい訪れてしまうのです。まあ今年は昨年に比べると温泉に行く機会が激減してしまったとうこともありますがね。
頻繁に通っている温泉は国立市にある国立温泉です。ここは新興温泉で大型スーパーと同じ施設にある典型的なコジャレ和風風味の施設です。ここを訪れたきっかけはアブラ臭がかなりするというネットの書き込みを偶然見つけて思わず行ってしまったといういつものパターンでした。(苦笑)
源泉の張られてるのは露天風呂のみで100%掛け流しの浴槽もあり嬉しくなります。ただ期待していたアブラ臭はそれほど強いものではありません。日によって微妙に臭いは異なるのですが臭素臭をベースにした臭いで、たまに揮発系アブラ臭がツンと香るときもあります。そしてぬるつる感のある肌ざわりのいいお湯がとても心地良いです。湯口付近では気泡もくっつきアワアワになります。これはスバラシイですね。津軽平野の温泉みたいと言うと褒め過ぎかな。
いずれにせよ新興温泉としての泉質のクオリティはかなり高いのではないかと思います。そしてこの施設には露天の一角にトドコーナーがあるのです。横になってるいると源泉が体の下を流れていく仕組みになっており、これがとても気持ちがいいのです。ただトトになっている人がぞろりと並んでいるのを見るのは気持ちのよい光景とは言えませんが。
もう一つのお気に入りは内湯にあります。内湯は全て温泉ではありません。ただの水道水です。しかしその中に人工の炭酸泉がありこれがまたすごく気持ちがいいのです。人工の炭酸でしかも温泉ではないと知っていても、払っても払っても強力に体にまとわりついてくる気泡の魔力にはかないません。こういうのに満足していてはイカンと思いつつも1回に30分くらいは浸かってしまいます。トホホ。
そして源泉と人工炭酸泉で満喫した後は休憩室で漫画を読むのです。(爆)リクライニングチェアでリラックスしながらOne Pieceを読みあさります。ここはかなりの数と種類のマンガ本が揃っており完全に読みきるには何年か通わないとダメなのではないかなあ。取り敢えず私はOne Pieceを読破したいです。
てなわけでお湯に浸かり漫画を読んでお湯に浸かりを繰り返しているとあっという間に半日が過ぎてしまいます。まあ、こういう温泉施設の楽しみ方があると教えてくれたこの施設に感謝です。願わくば自宅からもう少し近場にあるといいのですがねえ。