左巻・舟唄温泉


左巻・舟唄温泉 「柏陵荘」 大人:200円   AM6:30-PM9:00
源泉名 :竹内源泉(大江町大字藤田365)
泉質 :単純冷鉱泉(メタ珪酸型)
泉温 :15.6度C pH 9.0 成分総計 609.9mg/kg   ()
:無色透明 臭い :無臭 :無味      
                 
源泉名 :大江1号源泉(大江町大字藤田270-3)
泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(含食塩-塩化物-硫黄泉)
泉温 :49.4度C pH 8.1 蒸発残留物 19,750mg/kg   (Br:48.7 Mg:103 HS:9.8 H2S:0.9)
:灰色濁透明 臭い :硫黄臭 :塩味+苦味      
 
「大江町健康温泉館」の隣にある老人福祉センターの温泉施設です。ここには元からあった左巻温泉と舟唄温泉の2つの源泉が引かれています。お風呂は内湯×3があります。脱衣所から入ってすぐの浴室に内湯×2があります。手前側に5〜6人が入れる広さの左巻温泉が張られた浴槽があります。その奥に12〜3人が入れる広さの舟唄温泉の浴槽があります。
左巻温泉は無色透明・無臭のあまり特徴のないお湯で少しだけぬめり感があるものの至って普通の”お湯”です。舟唄温泉のもっぱら上がり湯として使われているような印象です。
舟唄温泉の張られた方のお湯は「大江町健康温泉館」ほど熱くはなく適温になっています。その分硫黄臭が増しており嬉しくなります。肌触りもぬるつる感があり、浸かるほどに心地よさが増してきます。うーん、良いなあ!
更に浴室を一旦出て廊下を渡った所に別の浴室があります。ここは岩風呂風の7〜8人が入れる広さのもので、ここにも舟唄温泉のお湯が溢れています。ここは更にぬるめになっており、じっくりゆったりとこの源泉の良さを味わうことができます。黒っぽい湯花と灰色濁透明のお湯に顎の下までとっぷり浸かっていると、ほんと堪らなく幸せな気分になってきます。最初あまり強力な印象のなかった硫黄臭が段々時間の経過と共に強く感じられます。この逆はよくありますが嗅ぐほどに硫黄臭が増してくるのは非常に珍しいと思います。皮膚についた硫黄臭もなかなか落ちません。ス・バ・ラ・シ・イお湯です!!!(2001/05/01/PM3:00)

山形の温泉へ戻る